PERSON
販売店さまの
ベストパートナーとして
S.SHIMIZU
東日本営業部
2017年入社/経営学部経営学科卒
2017年入社/経営学部経営学科卒
#01
時計を通じて
心豊かな人生を
成人の記念にと両親がプレゼントしてくれたのがグランドセイコー。とても嬉しい出来事でした。百貨店へ両親と行き一緒に選んだのですが、その際の店員さんの言葉は今でも忘れられません。「インデックスと秒針が完全に一致しているので時間に正確であるべき大人にふさわしい時計です」「瞬間日送りカレンダーだから、イヤなことがあっても日にちが変わった瞬間に気持ちが切り替えられますよ」そうした言葉にグランドセイコーの素晴らしさを教わりました。これが私がセイコーウオッチを志望することになる原体験で、グランドセイコーのブランド価値向上を通じて世界で戦おうという企業姿勢に共鳴したことが、入社の決め手となりました。
配属されたのは国内営業担当の部署です。人生に心豊かなひとときを演出してくれる時計を多くの人々にも伝えたいという気持ちでのスタートでした。担当は地域密着型の時計・宝飾の専門店が中心で、新商品のご紹介や売れ筋商品の仕入れのご提案、売り場の演出の提案などが主な業務です。地域や周辺の環境、経営方針等によって販売店さまの個性は多様です。宝飾品に力を入れているお店があれば地域のお得意さまを何よりも大切にするお店もあり、ネットでの販売に力を入れているお店もあります。
営業の仕事にはマニュアルがありません。販売店さまのそうした個性を見極めた自分らしい営業スタイルを身につけることを目指して仕事に取り組みました。
#02
目指すのは
Win・Winの関係づくり
最初の2年間は力を尽くしても売上に結びつかず、もがき続けていました。お客さまに言われたことをこなすだけで精一杯だったような気がします。そんな自分が変わったと感じた転機は、3年目にグランドセイコーをメインとする販売店さまの担当に変わったことでした。
一緒に担当することになった先輩は、その当時の私の上司。この先輩が実に明るくフレンドリーな方で、店長や経営者に対しても冗談交じりに伸び伸びと接していたのです。その姿を目にして私は、誠実さを大切にしつつも、もう一歩踏み込んだ接客を学びました。
先輩は私にアドバイスをくれました。「仕事は楽しみながらやろう。お客さまの要望を聞くだけでなく、こちら側の主張を伝えることも大切だよ」と。その言葉に私は、自分はお客さまの言われた通りのことを行っていただけで、受け身の姿勢に陥っていたと気づかされたのです。例えば「この商品は人気がないから置かない」と言われると今まではそのまま引き取っていました。しかし大切なのは「それならこんな演出はどうですか」「販促を一緒に考えてみませんか」と提案し、お互いにとってプラスな道を探っていくことです。
ある販売店の社長は「自分はネットはわからない」と、Web広告に関心を示されませんでした。今までの私ならそれを耳にするだけで終わっていたと思います。しかし私はネットの特性や効果について提案し、ぜひやるべきと半ば押し切るようにしてお店のWeb広告を実現しました。結果は大成功。今では社長もWeb広告に前のめりです。
このように取引先と当社が折り合えるところを提案し、実現していくことが営業の役目です。その結果が仕事を楽しむことに通じると実感しています。
#03
逆風に一緒に
立ち向かう
営業としてのやりがいは、やはり数字です。目標を達成したときの喜びは一番の原動力です。特に自分の提案がお客さまに受け入れられ、それが売上という目に見える成果に反映されたときは、大きな達成感が得られます。お客さまから感謝の言葉をいただくことも少なくありません。
もちろんそれだけでなく、販売店さまをサポートしていくことも大切な使命だと考えています。特に私の担当する地域密着型の時計・宝飾専門店は、量販店との競争激化、ネットショップの台頭など、厳しい環境にさらされています。若い世代のスマートウォッチ人気に象徴されるように、時計そのものを持たない層も増えています。こうした逆風を受けながら、歯を食いしばって経営を続けている販売店さまは多くいらっしゃいます。営業担当である私は、さらに一歩踏み込んでそうした問題解決の力になれたらと考えています。それはもしかしたら経営コンサルティングの領域に近いといえるかもしれません。
地域に密着して長年経営を続けてこられた販売店さまは、その歩みについて大きなプライドをおもちです。接客力、技術力にも非常に長けています。まさにグランドセイコーを取り扱っていただけるにふさわしい風格を兼ね備えており、セイコーウオッチとしても大切に育てていきたいと考えています。そうした気持ちのもと、販売店さまの経営改善に寄与できるような営業担当でありたいと考えています。
そして売上の拡大という使命に取り組むのはもちろんのこと、販売店さまの支援を通じて、セイコーのブランド力向上に貢献したいと考えています。
MY BRANDING_SEIKO
販売員の方々がセイコーウオッチの社員と同じ熱量でお客さまに当社商品の魅力を伝えていただけるよう、まずは日々の営業活動を通じて販売員さまにセイコーファンを着実に増やしていきます。それによってセイコーブランドの魅力を一人でも多くのお客さまに伝えていけたらと考えています。