PERSON
担当国の全てに関わる
責任とスケール感
K.HANZAWA
アジアマーケティング部
2013年入社/経済学部経済情報システム学科卒
2013年入社/経済学部経済情報システム学科卒
#01
海外の担当営業とは、
担当国でのビジネスを
ハンドリング
するということ
アジア営業部では社員それぞれが一つ以上の国を担当しており、私は韓国の販売代理店に対する営業活動全般を担当しています。韓国への製品の受注管理や出荷対応はもちろん、韓国におけるセイコーの年間宣伝計画や販売計画なども現地の代理店と協議の上策定します。基本的には日本国内のオフィスで業務を行い、代理店とのやり取りはメールや電話で対応していますが、年に数回は現地へ赴くこともあります。裁量権の大きさは、この部署の大きな魅力でもあります。
この部署へ異動してきたのは昨年のこと。それまでは量販店営業部で、その名の通り国内の量販店向け営業を3年間担当していました。同じ営業でも国内部門と海外部門とでは、業務内容が大きく異なります。以前は量販店という小売業態に絞ったご提案をしていましたが、現在は、一つの国全体を統括するような視点で、韓国でのビジネスを進めるわけです。業務内容はもちろん商習慣も、さらには言語も異なるので当初は戸惑いました。ただ、実際に業務を進めていくと韓国での売れ筋商品は日本と似ている部分も多く、現在の重点課題は主力商品であるグランドセイコーやアストロンのブランドイメージを韓国で確立させる第一歩という時期なので、そこには大きなやりがいがあります。
#02
自信になった
プレスカンファレンスの取り仕切り
アジア営業部に異動してすぐに、韓国で行われたプレスカンファレンスを取り仕切る機会に恵まれました。このイベントは、韓国におけるグランドセイコーのブランド構築施策の一環として開催されたもの。どのような構成にすれば注目を集められ、インパクトを残せるのかを、代理店の方々と考えていきました。そこで韓国でも知られている日本の時計雑誌の編集長の方をお招きし、スピーチをしてもらうことを計画。プレゼン資料や原稿、さらに配布物の準備なども営業部で手配しました。結果的にお客様の反応も非常に良く、印象深い体験になりました。
もちろんこれだけのイベントを、異動してきたばかりの私だけで取り仕切ることはできません。現地スタッフやアジア営業部内で他国を担当している社員はもちろん、さらには広報宣伝や商品企画といった他部署の方々にもご協力頂きました。またプレゼンの内容に関しても細かいことまで部内で相談し、一つずつ形にしていきました。社内に蓄積されたノウハウや経験豊富な社員が周辺にいるからこそ、成し遂げられたのだと思います。
#03
世界中に「SEIKO」
ブランドを浸透させる。
それが究極の目標
現在の部署では、各々が担当する国を俯瞰して見ることが求められます。その一方で、特に最近私が感じているのは、担当国ばかりに集中してしまっても新しい発見がないということです。近隣諸国では今、どんな商品に人気が集まっているのか、どんな販促事例が成功したのかなど、参考にできることはいくらでもあります。担当国に注力するためにも、他の国へも視野を広げるべきなのだと強く実感しているところです。
まだアジア営業部に異動してきたばかりなので、韓国におけるビジネスの進展に尽力していくことが当面の目標ですが、今後ある程度のキャリアを重ねたら、アジアの他の国や、ヨーロッパなど別の地域の国も担当してみたいですね。世界へと目を転じてみると、「SEIKO」というブランドはまだまだ存在感を高める余地がありますし、それを自分が担っていきたいという気持ちになります。例えば海外のお客様が高級腕時計の購入を検討する時、その選択肢の中に必ずグランドセイコーが入るようにしていきたい。現在の部署での業務を通して、そうしたブランド確立に貢献できたらいいなと思っています。
MY BRANDING_SEIKO
私にとって時計とは、やる気を引き出してくれるカンフル剤です。好きな腕時計を腕につけるだけで、不思議と身が引き締まる思いになります。中でも祖父から譲り受けたグランドセイコーは、自分の中のスイッチをONにしてくれる、大切な存在です。