2026 ENTRY / MYPAGE

SEIKO RECRUITING 2026

2026 ENTRY / MYPAGE
PEOPLE
PEOPLE BRANDING SEIKO

ヨーロッパと日本の
架け橋として

As a bridge between Europe and Japan.
VELLA ANDREA
V.ANDREA
欧州マーケティング部
2019年入社/日本語・日本文化専攻卒
VELLA ANDREA
As a bridge between Europe and Japan.

MY ASTONISHING ENCOUNTER WITH SEIKO

#01
日本らしさに圧倒されました

イタリアで出会った
セイコーに圧倒される

イタリアに生まれ育った私ですが、6歳で目にした浮世絵がきっかけで、日本が大好きになりました。16歳で日本語を学び始め、大学3年生時には日本に1年間の留学も経験。何事に対しても勤勉で、あらゆることをシステマチックに進めていく国民性に強く惹かれると同時に、外国人である私を温かく迎え入れてくれた懐の深さに感激しました。こうした経験から、将来は日本とイタリアの架け橋のような存在を目指したいと思うようになったのです。
大学では日本語、日本文化を学びました。そして2年生で初めてセイコーの時計に出会いました。場所はヴェネツィアのサン・マルコ広場。回廊のある建物に囲まれたこの場所にはジュエリーショップが多数軒を並べており、そこで私は散策の際にプレザージュのクラフトマンシップシリーズを目にしたのです。初めて見るセイコーの時計はダイヤルに漆の素材を使ったもので、私はその日本らしさに圧倒されました。まさに日本の文化の象徴そのものだと感動したのです。残念ながら当時のイタリアではセイコーの認知度はさほど高くなく、だからこそ私はこの素晴らしい日本の時計をもっとイタリアの人々に知ってもらいたいと思いました。
その後、留学で来日した際にグランドセイコーの存在を知り、セイコーウオッチ自身が時計を通じ、日本の美的感性を世界に伝えようとしていることを発見しました。そしてイタリアを含め、世界に日本の文化・芸術・精神性を伝えていける仕事はこれしかないと考え、いったんイタリアに帰国した後、改めてセイコーウオッチに入社することを決めたのです。

Increased awareness

#02
日本を代表するブランド

ヨーロッパでの
認知度向上に取り組む

入社して配属されたのは国内デパート営業部でした。名前の通り国内の百貨店へ販促活動を担う部署で、私は全国出張を重ねながら、日本のビジネスマナーや商習慣、おもてなしの心などを学びました。日本人にとって時計といえばセイコーというほど深く心に刻まれていることを知り、まさに日本を代表するブランドとして世界に発信していくにふさわしい存在であることを確信しました。
その後に異動したのが、現在の欧州マーケティング部です。部署の仕事内容としては、ヨーロッパの現地法人、販売代理店とセイコーウオッチをつなぐこと。具体的には担当代理店への毎月の商品出荷の手配、商品の販売拡大・ブランド知名度向上に向けたプロジェクトの推進など。宣伝販促チームの一員としてセイコーウオッチの情報を全ヨーロッパのパートナーに発信したり、宣伝販促活動を推進したりといったことも行っています。
セイコーウオッチでは2017年にグランドセイコーをセイコーブランドから独立させ、グローバルなマーケティング活動を強化しました。その取り組みが功を奏し、特にヨーロッパの市場においては目覚ましい成長を続けています。欧州マーケティング部の一員として私は、この重要なヨーロッパ市場におけるセイコーの認知度向上、商品拡販を担っており、まさにヨーロッパと日本の架け橋として汗をかいているという実感があります。
イタリアの大学生だった頃に毎日通っていた通学路に、昨年、「SEIKO」と書かれた大きな野外広告が掲出されました。その写真を見たとき、イタリアでの認知度が着実に上がっていることを実感し、大変嬉しく感じました。

NEUTRALITY

#03
常に時代の一歩先を行く

ニュートラルであることが、
セイコーらしさ

セイコーウオッチに入社したとき、西洋人は私一人だけでした。現在も中国、韓国などのアジア系外国人は勤めているものの、欧米系外国人はいまだ少ない状態です。しかし入社以来今に至るまでそのことで違和感や疎外感を抱いたことはまったくなく、当たり前のように同じ職場の仲間として受け入れてもらっていると感じます。自分自身が外国人であると意識することはほとんどありませんし、他部署の社員も気軽に声をかけてくれます。言葉で表現するなら、ニュートラル。あらゆる属性に縛られることなく、素のままの自分で溶け込める組織であることに感謝しています。
セイコーウオッチは140年の歴史をもつ古い日本企業です。しかし「常に時代の一歩先を行く」という精神のもと、早くから世界に目を向け、1960年代にはスイス・ニューシャテル天文台コンクールに出展するなど世界に挑んできました。つまり古い歴史の国内企業でありながら同時にグローバル企業としても長い歴史を持っているのがセイコーウオッチであり、その精神を受け継いで誰もが当たり前のようにニュートラリティ(中立性)を身につけているのではないでしょうか。そんな本質的な土壌が、私を自然に受け入れてくれたことの背景にあるような気がします。
今後も私はヨーロッパと日本の架け橋として、セイコーブランドの認知度向上に取り組んでいきます。目指すのは日本の文化や美意識を世界に発信していくこと。大好きな日本で、日本の素晴らしさを世界へ伝えていく、そんな幸せな仕事に感謝しています。

Grand Seiko
MY BRANDING_SEIKO

ヨーロッパでセイコーブランドが当たり前の存在として人々に認識されるようになることが、私の描くゴールです。そのために宣伝担当として、また現地パートナーの担当として、全ヨーロッパ統一のセイコーのイメージづくりに取り組んでいきます。

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