STRATEGY
世界の時計市場における
「メジャープレイヤー」を目指して
「メジャープレイヤー」を
目指して
セイコーウオッチでは、100年以上続くマニュファクチュール(自社一貫生産体制)として、長い歴史の中で培ったウオッチ企画・開発、製造、マーケティング・販売、アフターサービスのサイクルを通じて、様々な提供価値を世界中に展開しています。お客さまの手もとで輝くウオッチは、正確という機能的な価値はもとより、安心感や満足感、喜びといった情緒的な価値、そして自己表現の手段の一つとしての価値をもたらし、心も生活も豊かにします。
【企画・開発】
「魅せる」ムーブメントの開発
「魅せる」
ムーブメントの開発
セイコーはこれまでに、クオーツ、キネティック、スプリングドライブやGPSソーラーといった、時計史を塗り替える画期的なムーブメントを搭載した商品を数多く世に送り出してきました。そして現在、新しいウオッチムーブメントの開発にあたり、機能面だけでなく人々の感性にも訴え、様々な喜びを実現できる「魅せる」ことを目標に日々の研究開発に取り組んでいます。
【製造】
世界屈指のマニュファクチュール
(自社一貫生産体制)
ウオッチの製造過程では先端技術と匠の技を巧みに融合し、開発者やデザイナーの想いを形にしてウオッチに求められるあらゆる価値を実現させています。 卓越した技能を持った「現代の名工」を含む経験豊かな技術・技能者が高級ウオッチの組立や彫金等を行い、機能的価値とともに感性的価値を創造しています。2020年7月には、雫石高級時計工房の中に、グランドセイコーの機械式時計を製造する新施設「グランドセイコースタジオ 雫石」が開設されました。これによりグランドセイコーの将来的な生産能力と商品展開の拡大を目指します。
【マーケティング・販売】
「デジタル化」のその次へ
約140カ国でウオッチを販売し、また世界各国のハイストリートで「セイコーブティック」や「グランドセイコーブティック」を展開しています。
一方、新型コロナウイルス感染症の拡大を機に、それまで進めてきたDXの取り組みをさらに加速させています。実店舗=ブティック展開に加えて、世界各国でマーケティングだけでなく販売にもデジタル技術を応用しています。中国では、ライブストリーミングなどを積極的に取り入れ、米国でもWeb会議ツールを使い複数国の説明者を繋いだ新商品発表会や、AR(拡張現実)技術を使って新商品を『試着』するサービスの試みなど、消費者とのリレーションを絶やさない取り組みを続けています。
【アフターサービス】
永くご愛用いただくために
昨今、「エシカル消費」「エコ消費」という環境や社会に配慮した消費を求める取り組みが高まっており、また一方で常に「自分らしさ」を表現することが大切にされています。技術・技能者たちが精魂込めてつくり上げ、また、お客さまの想いが詰まったウオッチをできるだけ永くお使いいただけるよう、責任を持って取り組んでいます。世界の現地法人や代理店を含むアフターサービスのネットワークを軸に高級品の修理対応や技能講習等も実施し、サービスの向上に努めています。