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うるう秒について(うるう秒自動受信機能)

うるう秒について

うるう秒は天文学的に決められた世界時(UT)と国際原子時(TAI)とのずれを補正するためのものです。

毎年~数年に1度、「1秒」挿入(削除)されることがあります。

うるう秒自動受信機能について

「うるう秒情報」をGPS衛星から電波を受信することにより、うるう秒の実施時刻になったときに、自動的にうるう秒が挿入(削除)されます。

「うるう秒情報」には、今後のうるう秒実施の有無の情報と、現在のうるう秒情報が含まれています。

うるう秒情報の受信について(うるう秒情報受信)

<うるう秒情報受信中>

31-01

6月1日と12月1日以降にGPS電波受信(自動時刻修正、強制時刻修正またはタイムゾーン修正)行うと、インジケータ針が右のような表示になることがあります。

うるう秒情報の受信が終了するとインジケータ針がエネルギー残量表示に戻りますので、そのままお使いください。

うるう秒情報の受信は、うるう秒の実施に関わらず半年ごとに行います。

うるう秒情報の受信が終了するまで、時刻修正(自動時刻修正または強制時刻修正)終了後、最大18分かかります。

以下の状況でGPS電波受信をしたときも、うるう秒情報の受信をはじめます。

長期間、GPS電波受信をしなかったとき

うるう秒情報の受信に失敗したとき

次のGPS電波受信で再度うるう秒情報の受信を行います。うるう秒情報の受信が成功するまで行います。「うるう秒情報」の結果(成否)を確認してください。

うるう秒情報の受信ができているか確認する

定期的に行っている「うるう秒情報受信」の結果(成否)を5秒間表示します。

  1. ボタンAを押して、離す

  2. 秒針とインジケータ針が受信結果を表示します。

    29-01 + Push ButtonA

    ボタンA
    押して
    離す

    ボタンAを押し続けると強制時刻修正の動作に入ります。

  3. 受信の結果が表示される

  4. 秒針がGPS電波受信(時刻修正またはタイムゾーン修正)の結果を表示します。

    インジケータ針は、その時の受信方法(「1」または「4+」)を指します。

    32-02

    タイムゾーン修正の場合は「4+」を指します。

    秒針:受信結果(成否)

    結 果

    成功

    失敗

    表 示

    P18-5-P
    P18-5-P2

    位 置

    Y:8秒位置

    N:52秒位置

    5秒経過、またはボタンBを押すと時刻表示に戻ります。

  5. 2の「受信の結果」が表示されている(5秒)間に再度ボタンAを押して、離す

  6. 秒針が「うるう秒情報受信結果」(成否)を示します。

    インジケータ針は、「うるう秒情報受信」の下のような位置を指します。

    32-03 + Leap second reception function

    秒針

    ボタンA
    押して
    離す

    秒針:受信結果(成否)

    結 果

    成功

    失敗

    表 示

    P18-5-P
    P18-5-P2

    位 置

    Y:8秒位置

    N:52秒位置

    ボタンAを押し続けると強制時刻修正の動作に入ります。

    5秒経過、またはボタンBを押すと時刻表示に戻ります。

    うるう秒情報受信の結果がY(成功)になったときは

    うるう秒情報受信ができています。
    そのままお使いください。

    うるう秒情報受信の結果がN(失敗)になったときは

    定期的に行なう「うるう秒情報受信」がまだできていない状態です。
    次のGPS電波受信(自動時刻修正、強制時刻修正またはタイムゾーン修正)のタイミングで自動的に行ないますので、そのままお使いいただけます。

    「うるう秒情報」は、6月1日と12月1日以降に情報を受信するしくみになっています。

    「うるう秒情報受信」ができていない状態でも、「うるう秒の挿入(削除)」が実施されるまでは、時刻は正確です。

    必要に応じて屋外などの、GPS電波が受信しやすい場所で受信させてください。