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GPSソーラーウオッチが時刻・日付を合わせるしくみ

GPS衛星について

P13_GPS

米国国防総省が管理する衛星(正式名称はNAVSTAR)で、高度約2万kmの軌道上を回っています。

本来は軍事目的の衛星でしたが、現在は情報の一部が民生用に開放されていて、カーナビゲーション、携帯電話等多くの機器で利用されています。

GPS衛星には、誤差10万年に1秒という高精度の原子時計が搭載されています。

この時計が時刻・日付を合わせるしくみ

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この時計ではGPS衛星からの電波を受信し、以下の情報をもとに時刻・日付を合わせます。

原子時計に基づく正確な時刻・日付

今いる場所のタイムゾーンとDST(サマータイム)の実施情報
( 基本4基以上のGPS衛星により、今いる場所を測位し、世界の全タイムゾーンのどこにいるか、またDST(サマータイム)の実施内容を特定します。)

今いる場所のタイムゾーンの情報を受信するには、タイムゾーン修正の操作をする必要があります。
タイムゾーン修正のしかた

このGPSソーラーウオッチはナビゲーション用機器とは異なり、普段お使いになっているときに常にGPS衛星の電波を受信する仕様ではありません。
GPS衛星の電波の受信を行うのは、タイムゾーン修正、強制または自動時刻修正等を行うときのみです。