電池交換

電池交換はお早めに 

寿命切れ電池を時計に入れたまま放置しておくと、電池が膨らんだり漏液したりして、時計に悪い影響を与える恐れがあります。
なるべく早く新しい電池と交換することをおすすめします。保証期間内であっても電池交換は有料となります。

  • りゅうずを引き出して針を止めても電池の消耗はあまり変わりません。引き出したままにすると誤って曲げてしまったり、内部に水や汚れが浸入する危険があります。

電池の寿命 

お買い上げのクオーツ時計には検査用のモニター電池が入っています。所定の年数よりも早めに電池が切れることがあります。
時計の機種により使われる小型電池も異なり、電池の寿命も約1年~10年とさまざまです。

突然時計が止まって困ることのないように時計によっては、「電池寿命切れ予告機能」がついています。電池寿命切れ予告がはじまると1日~数日以内で時計が止まってしまいます。電池寿命切れ予告が働いている間でも時計は正確に動いていますが、お早めに電池交換をご依頼ください。

アナログクオーツ 
秒針が2秒運針をしている

デジタルクオーツ 
表示全体が点滅している

電池交換を依頼するときは

セイコー純正電池への交換をおすすめします。同じJISコードの電池でも、セイコーの時計に要求される性能を満たすかどうか、独自に品質確認したものを使用しているからです。
時計の防水性を保つために重要なパッキンの点検・交換も必ずご依頼ください。

ダイバーズウオッチや10気圧以上の日常生活用強化防水時計は、電池交換と一緒に防水検査を受けるようにしてください。電池交換の際に、パッキン交換および防水検査や時計の動作テストを行うため、2週間程度のお預かり期間が必要となります。詳しくは、お買い上げ店またはお近くのセイコーウオッチ取扱店にご相談ください。
防水について

電池の取り扱いについて

電池を乳幼児が飲み込んでしまうおそれがあります。万が一飲み込んだ場合には、身体に害があるため、ただちに医師にご相談ください。詳しくは日本時計協会ホームページをご参照ください。
http://www.jcwa.or.jp/support/qa/qa-2-13.html

電池の交換には専門知識・技能が必要です。電池は充電しないでください。ショート、分解、加熱、火に入れるなどしないでください。
破裂・発熱・液漏れ・破損などの恐れがあります。