「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」にて内閣府特命担当大臣表彰優良賞 受賞
セイコーウオッチ株式会社(代表取締役会長 兼 CEO:服部 真二、本社:東京都中央区)は、12月16日(水)、「令和2年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」(※)にて、内閣府特命担当大臣表彰優良賞を受賞いたしました。
セイコーウオッチでは、視覚障害を持つ方のためのバリアフリー腕時計として、触れることで時刻を知ることのできる「触読時計」、時刻を音声で知らせてくれる「音声デジタルウオッチ」の企画・開発・販売を行っています。今年は、触読時計を25年ぶりに、音声デジタルウオッチを11年ぶりに刷新しました。開発にあたりご協力いただいた、社会福祉法人 日本視覚障害者団体連合より推薦をいただき、受賞となりました。
<受賞概要> (内閣府発表資料より)
◆視覚障害者の就労支援
いち早くバリアフリー腕時計の企画、開発に着手し、1966年には機械式ムーブメントを用いた腕時計タイプの初代触読時計を発売し、視覚障害者の生活支援を行ってきた。触読時計の普及によって、視覚障害者のQOL(Quality of Life:生活の質)は向上し、特に就労支援に大きく貢献したと考える。仕事において、時間管理は生産性、効率性を上げる上で非常に重要であり、いつでもすぐに時刻が確認できる触読時計によって、視覚障害者の仕事効率を格段に向上させることができた。
商品化にあたっては、国連が定める持続可能な開発目標(SDGs)の目標10(人や国の不平等をなくそう)を念頭に、障害を持つ方々の社会参加に貢献すべく、日本視覚障害者団体連合のご協力のもと、お客様のニーズに応える商品の開発を目指しました。「おしゃれで使いやすい時計を着けたい」というリクエストに対し、女性向けのピンクダイヤルとボルドー色の革バンドを採用した今までにないカラー提案や、メタルブレスレットをモダンなデザインに刷新しました。また「ブラインドマラソンやウォーキングなどのスポーツを楽しむ方が多い」とのヒアリング内容を踏まえ、使いやすい音声デジタルウオッチのデザインを開発しました。
(※)内閣府による「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」は、バリアフリー・ユニバーサルデザインの推進について顕著な功績のあった者を顕彰し、優れた取組を広く普及させることを目的として2002年から実施されています。
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