<セイコー スピリット>より日本デザイン界のパイオニア 渡辺 力氏による、「普遍的な実用性」を追求した新“RIKI WATANABE COLLECTION”を発売
セイコーウオッチ株式会社(社長:服部 真二、本社:東京都港区)は、<セイコー スピリット>から、長年に渡りインテリアやプロダクトデザインの分野で活躍を続けている渡辺 力(わたなべ りき)氏のデザインコレクション“RIKI WATANABE COLLECTION” 腕時計3モデル、希望小売価格 各26,250円(税抜き25,000円)を4月16日(金)に全国で発売いたします。
当社では2001年に渡辺 力氏との初のコラボレーションによるウオッチシリーズ“RIKI WATANABE COLLECTION” を普及価格帯ブランドALBA から発売しました。以来、「自由で堅実なデザイン。単純明快なデザイン。」を追求し、‘使う人のために時計を作る’という意味を追求し続けるユニバーサルデザインウオッチとして一貫したデザインポリシーが多くの共感を呼び、幅広い世代より高い評価を得ています。
今回、ウオッチの原点である「分かりやすい時刻表示」はそのままに、普遍的な実用性を追求し、傷つきにくいサファイアガラスを採用し、薄型ケースで優れた装着性を目指した新“RIKI WATANABE COLLECTION”3モデルを<セイコー スピリット>から発売いたします。
商品の特徴
渡辺 力氏オリジナルのダイヤル表現
このウオッチの最大の魅力は、渡辺 力氏デザインによる、「時計の顔」であるダイヤルです。無駄を省いたレイアウトには「内側への求心的な力と外へ向かっていく発散する力」が表現されています。
渡辺 力氏の作品に多く見られるアメリカの放送局「CBS」のロゴタイプの文字から触発された視認性の高いアラビア数字を採用したモデルでは、文字が艶やかな肉盛り印刷で立体的に表現され、美しさと読み取りやすさが両立しています。
一方、シンプルな棒状のインデックスのダイヤルでは、12箇所に直方体の部品を植えることで立体的なレイアウトを強調し、ダイヤルに表れる陰影により読み取りやすく、年齢を問わず見易さを実感して頂けます。
また、時針、分針は、一目で見分けられるよう、長さのバランス、太さに強弱を付けるなど、細やかな配慮のある仕様となっています。
普遍的な実用性の追求-薄型のケース本体に傷つきにくいサファイアガラスを採用
美しいダイヤルを引き立てるためケースデザインの装飾を省き、外径33mm、厚み6mmと快適な着け心地を目指して小振りな寸法に仕上げています。ケースの本体素材にステンレススチールを用い、ガラス素材は傷つきにくいサファイアガラスを採用しています。
バンドは腕なじみを考慮して本体をカーフで薄くしなやかに仕立てています。またレザーバンドでありながらワンプッシュ式の三つ折れ中留めを採用することで、不意の落下を防ぎ、爪を傷めることなく、容易な着脱を実現しています。
渡辺 力氏デザインの証明とメッセージ
裏ぶたには渡辺 力氏のサイン“Riki” が刻印されています。さらに、ウオッチに対するデザイナーとしての思いを寄せて書かれた、メッセージカードが付いています。
商品仕様
<セイコー スピリット>“RIKI WATANABE COLLECTION”:2010年4月16日(金)発売予定
品番 |
希望小売価格 |
ケース素材 |
バンド素材 |
ダイヤルデザイン(色) |
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SCDP045 |
26,250円 |
ステンレススチール |
カーフ(茶色) |
スティック略字(クリーム) |
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SCDP047 |
26,250円 |
ステンレススチール |
カーフ(黒) |
アラビア数字(白) |
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SCDP049 |
26,250円 |
ステンレススチール |
カーフ(黒) |
アラビア数字(黒) |
【共通仕様】
・時間精度 平均月差±15秒(気温5℃〜 35℃において腕につけた場合)
・防水性能 日常生活用強化防水(5気圧防水)
・耐磁性能 耐磁時計(JIS耐磁時計1 種)
・ケース素材 ステンレススチール
・ガラス素材 サファイアガラス
・バンド素材 カーフ、ワンプッシュ式三つ折れ中留め
・電池寿命 約3年
・ケースサイズ [ケース外径]33.1mm、 [厚さ]6.0mm
・アフターサービス メーカー保証 保証期間1 年間
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渡辺 力(わたなべ りき)(インテリア・プロダクトデザイナー)
1911 年、東京に生まれる。日本デザインコミッティー、日本インダストリアルデザイナー協会、クラフトセンタージャパン、東京造形大学室内建築科などの創設に深く関わる。
「ヒモ椅子」「トリイスツール」また各地のプリンスホテルインテリア等を代表作に持つ、日本デザイン界を代表する指導者的存在。セイコークロック、世界時計、日比谷第一生命ビル・ポール時計などを手がけ、時計に関しても深い造詣を持ち、細部にまでわたるこだわりと信念を持った作り込み、見やすさ、美しさのバランスに定評がある。
≪渡辺 力氏の主なセイコーデザイン開発について≫
- 1971年 「小さな壁時計」を服部時計店(当時)より発売。
- 2001年 アルバブランドにて“自由で堅実なデザイン“をコンセプトにした渡辺 力 デザインシリーズ<RIKI WATANABE COLLECTION>を立ち上げ、販売を開始。
- 2004年 より<セイコー スピリット>で電波ウオッチのデザイン監修
- 2004年 <セイコー スピリット>電波ウオッチのデザイン監修を手がける。
- 2006年 <RIKI WATANABE COLLECTION>から、古くから伝わる日本の伝統色を文字板とバンドにとり入れた「日本の伝統色シリーズ」を発売。
- 2009年 アルバ<RIKI WATANABE COLLECTION>から、街のモニュメントクロックをテーマにしたソーラーウオッチを発売。