電波時計の時刻合わせ時の注意

自動受信のポイント

標準電波は、ほぼ24時間常に発信されていますが、電波時計は1日中電波を受信しているわけではありません。

1日に1回、電波状態が良くなる深夜に自動受信をする設定になっています。

就寝前に窓際などの電波が受信しやすい場所に置いておくのが理想的な受信方法

  • 標準電波が受信しやすいとされる深夜の時間帯(午前 2 時頃)に自動的に受信します。ただし、受信に失敗した場合は午前 4 時頃に再度受信を試みます。受信に成功した時点で自動受信を終了します。
  • 自動受信の時間帯は、時計を受信しやすい場所(窓際など)に置いてください。
  • 安定した受信をするために、受信中(2分~最長12分)は、時計を動かさないでください。
  • 自動受信中は、秒針が0秒位置に止まります。
  • 自動受信ができない場合は、受信場所を変更するか、時差の設定が現在地に合っているかを確認してください。
  • 詳細については、取扱説明書をご参照ください。

電波時計はテレビやラジオと同様に電波を受信するものです。受信の際は、できるだけ電波を受けやすい窓際などに置き、電波ノイズを発生させるものの近くは避けてください。

電波を受信しやすい環境

受信は窓際で

電波ノイズを発生させる機器などの近くでのご使用は避け、電波を受信しやすい窓際などに置いてください。

地図を参考に、近い送信所のある方向にアンテナ部(取扱説明書を参照)を向けるとより良い受信環境になります。

深夜は電車や車、家電製品、電子機器などの使用が減り、電波ノイズが少なくなるので受信しやすくなります。自動受信も電波ノイズが少ない深夜に行うように設定されています。

電波が受信しにくい環境

次のような環境下では、電波を正確に受信できなかったり、受信に失敗する可能性があります。

ビルの中や、乗り物の中、地下など
工事現場、交通量の多い場所など
(電波障害が起こる場所)
家電製品、OA機器などの近く

電波が金属などで妨害された届きにくい場所

  • ビルの中、地下(窓から数10cm離れただけで受信できない場合もあります)
  • 近くに大きな鉄筋ビルがあるところ
  • 網入りガラス(ワイヤーガラス)や金属ブラインドがあるところ
  • ベランダに鉄の柵があるところ、のき下が出っ張っているところ

妨害となる電波(ノイズ)により受信しにくい場所

  • テレビ、冷蔵庫、エアコン、携帯電話、パソコン、ファクシミリ等の家電製品やOA機器の近く(照明器具等を使用して充電しているときには、これらの器具の影響で受信できないことがあります)
  • 高圧線、テレビ塔、電車の架線の近く
  • 工事現場、空港の近く、軍事基地や交通量の多い場所など、電波障害の起きる場所
  • 乗り物の中(自動車、電車、飛行機など)

その他受信しにくい場所や条件

  • 山の中(特に谷間)、水中
  • 極端に高温、低温のところ(電波が変動します)
  • 時計を置く向き(アンテナの向き)がよくない
  • 気象条件が悪い
  • 受信中に時計を動かす