時刻と日付の合わせかた
時刻と日付の両方を合わせるときは、24時針と分針を最初に合わせ、その後で日付と時針を合わせます。
小の月(2、4、6、9、11月)が終わった翌日などに日付合わせのみを行うときは、月末の日付修正についてを参照ください。
-
時計が動いていることを確認する
まず、24 時針と分針を合わせます。
操作は、必ず時計が動いている状態で行ってください。動いていないときはぜんまいを巻き上げてください。
-
秒針が0秒位置にあるときにりゅうずを2段目まで引き出し、秒針を止める
ねじロック式りゅうずのモデルは、操作前にりゅうずのロックを外してください。
-
右回り(時計回り)に針が進むように、りゅうずを矢印の方向に回し、24時針と分針の時刻を合わせる
-
りゅうずを押し込む
正確に合わせるために、分針を正しい時刻より4~5分進めてから、逆に戻して合わせてください。
時針も合わせて動くため、合わせたい時刻とは異なる時刻を指していたり、日付が変わることがありますが、まず先に、分針と24時針を合わせてください。
これで24時針、分針、秒針が合った状態になります。
秒合わせには時報などが便利です。
続いて、日付と時針を合わせます。
-
りゅうずを1段目まで引き出す
-
りゅうずを回して日付と時針を合わせる
-
りゅうずを押し込む
秒針は動き続けています。
時針を2周させるごとに、日付が「1日ぶん」修正されます。りゅうずを回したときに日付が変わるところが午前0時です。午前・午後を確認して時刻を合わせてください。
りゅうずはどちらの方向へも回せますが、できるだけ日付修正が少ない方向に回してください。
りゅうずを回すときは、時針の1時間単位の動きを確認しながら、ゆっくりと回してください。
時針を合わせているときに、他の針が少し動くことがありますが、故障ではありません。
ねじロック式りゅうずのモデルは、操作後必ずロックしてください。
日付合わせについて
日付は、時刻に連動しており、時刻の運針状態、りゅうず操作による時刻合わせ状態のどちらでも24時間に1度切り替わります。日にちをまたいで時刻を進めると日付も進み、時刻を戻すと日付も戻ります。
時計の運針状態では、午前0時前後(午後11時45分~午前0時30分の間)で日付が切り替わります。
りゅうず操作による時刻合わせで、時刻を進める場合と戻す場合では日付の切り替わり時刻が異なりますが、午後9時から翌日午前3時の間で切り替わります。その後、通常運針では、通常の午前0時前後(午後11時45分~午前0時30分の間)で日付が切り替わります。
午後9時から翌日午前3時の間で時刻合わせをする場合
午前0時をはさんで、午後9時から翌日の午前3時の間で時刻を合わせるときは、時刻をいったん午後9時より前に戻して(あるいは午前3時より先に進めて)、その日付が正しいことを確認してから時刻合わせをしてください。
午後9時から翌日午前3時の間で時刻を進めたり戻したりしたとき、午前0時前後に日付が切り替わらないことがありますが、午前3時をすぎれば、日付は午後9時以前の日付の翌日(=午前3時以降の日付)に切り替わっています。また、運針状態では、日付が切り替わる時刻も、通常の運針状態の切り替わり時刻に戻ります。
月末の日付修正について
2月(1カ月が28日、うるう年は29日)と小の月(1カ月が30日)では日付の修正が必要になります。
時針と日付は連動して動きます。
-
時計が動いていることを確認する
操作は、必ず時計が動いている状態で行ってください。動いていないときはぜんまいを巻き上げてください。
-
りゅうずを1段目まで引き出す
-
りゅうずを回して日付を合わせる
秒針は動き続けています。
ねじロック式りゅうずのモデルは、操作前にりゅうずのロックを外してください。
りゅうずを回して、時針を2周させるごとに、日付が「1日ぶん」修正されます。
りゅうずを左に回す:
日付が1日送られます。
りゅうずはどちらの方向へも回せますが、できるだけ日付修正が少ない方向に回してください。
りゅうずを回すときは、時針の1時間単位の動きを確認しながら、ゆっくりと回してください。
時針を合わせているときに、他の針が少し動くことがありますが、故障ではありません。
りゅうずを右に回す:
日付が1日戻ります。
-
りゅうずを回して時針を現在の時刻に合わせる
午前・午後を確認しながら合わせてください。日付が変わるところが午前0時です。
時針を逆回りに動かし、午前0時を通過させて、午後9時から午前0時に合わせるときは、午後8時まで時針を戻してから合わせてください。(日付を戻すための動作です。)
-
りゅうずを押し込む
ねじロック式りゅうずのモデルは、操作後必ずロックしてください。
24 時針の使いかた
24時針には以下の2つの使いかたがあります。
午前・午後を区別する(通常の使いかた)
時分針が示す時刻を24時間制で表示します。
【例】
時針・日付:
日本
24 時針:
日本
日本:
6日午前10時8分のとき
2つの地域の時刻を表示させる(デュアルタイムとして使う)
時分針が示す時刻とは異なる地域の時刻を表示できます。
表示のしかたは2通りあります。状況に合わせて使い分けてください。
時差修正機能について
時刻・日付の合わせかた
日本:
6日午前8時8分のとき
ホノルル:
5日午後3時8分のとき