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24時目盛つき回転ベゼルの使いかた(24時目盛つき回転ベゼルつきモデルの場合)

回転ベゼルを回すことで、24時針で別の時間が読み取れます。

24時針を時分針の24時として合わせている場合

<回転ベゼルを回す方向と量は、下記の方法で求められます>

[回転ベゼルを回す方向と量] Eは、
[24時針のGMTからの時差C]-[これから知りたい地域のGMTからの時差D]
で求められます。

E = C - D

この例では、24時針が日本時間に合っていますので、C =+9

  1. 1つの例として、これから知りたい地域がGMTとすると、GMTからの時差が「0」ですから、
    D = 0
    E = C - D =(+9)-(0)=+9
    回転ベゼル目盛りで、GMTが「1:00」と読めます。

  2. Eが「+」のときは、回転ベゼルを右回転、「-」のときは左回転させます。

    6R64_How to use bezel with 24-hour-1 + How to use bezel with 24-hour-1

    24時針

    1:00

  3. その他の例として、これから知りたい地域が「ロサンゼルス」とすると、GMTからの時差が「-8時間」ですから、D =-8
    E = C - D =(+9)-(-8)=+17
    右回転で17時間回します。(結果:左回転で7時間でも同じです)
    ロサンゼルス時間で「17:00」と読めます。

  4. この使用用途が不要になった場合、回転ベゼルは元の位置「24」マークを12時位置に戻してください。

    6R64_How to use bezel with 24-hour-2 + How to use bezel with 24-hour-2

    24時針

    17:00

24時針を異なる地域の時刻に合わせてある場合

回転ベゼルを回すことで、3つの時刻を読み取ることができます。

【例】 時分針で日本時間午前10時08分を表示し、24時針でパリの時刻を表示させている場合

24時針が合わせてある「パリ」のGMTからの時差C=+1
これから知りたい「バンコク」のGMTからの時差D=+7
E=C-D=(+1)-(+7)=-6
回転ベゼルを左に回して合わせます。

6R64_How to use bezel with 24-hour-3 + How to use bezel with 24-hour-3

24時針

バンコク
「午前8時」

パリ
「午前2時」

24時表示で6目盛分
左に回す:
マイナス6時間