時差のある地域で使用するときなどに、簡単にその地域の時刻に合わせられます。
時刻を修正するときに時計を止めることがありません。
時針と日付は連動して動きます。時針を合わせることで、時差を合わせたい地域の日付に修正されます。
時差は1時間単位で合わせることができます。
時差修正機能の使いかた
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時計が動いていることを確認する
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時分針・日付が、時差を合わせる前の地域の時刻に合っているか確認する
操作は、必ず時計が動いている状態で行ってください。動いていないときはぜんまいを巻き上げてください。りゅうずを使ったぜんまいの巻き上げかた(手巻)
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りゅうずを1段目まで引き出す
秒針は動き続けています。
ねじロック式りゅうずのモデルは、操作前にりゅうずのロックを外してください。
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りゅうずを回して日付と時針を、合わせたい地域の時刻に合わせる
日付、午前・午後を確認して合わせてください。
世界の主な地域の時差一覧を参考に合わせてください。
この操作では時針と日付が連動して動きます。時刻の午前・午後が合っていないと、日付が半日ずれることがあります。りゅうずを回したときに日付が変わるところが午前0時です。
りゅうずを回すときは、時針の1時間単位の動きを確認しながら、ゆっくりと回してください。
時針を合わせているときに、他の針が少し動くことがありますが、故障ではありません。
時針を逆回りに動かし、午前0時を通過させて、午後9時から午前0時に合わせるときは、午後8時まで時針を戻してから合わせてください。(日付を戻すための動作です。)
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りゅうずを押し込む
ねじロック式りゅうずのモデルは、操作後必ずロックしてください。
世界の主な地域の時差一覧
時差を修正するときは時差修正機能の使いかたを参照ください。
代表都市名 |
日本からの時差 |
UTC からの時差 |
その他の都市 |
---|---|---|---|
ウェリントン |
+3時間 |
+12時間 |
フィジー諸島、オークランド |
ヌーメア |
+2時間 |
+11時間 |
ソロモン諸島 |
シドニー |
+1時間 |
+10時間 |
グアム島、ハバロフスク |
東京 |
±0時間 |
+9時間 |
ソウル、平壌 |
香港 |
-1時間 |
+8時間 |
マニラ、北京、シンガポール |
バンコク |
-2時間 |
+7時間 |
ジャカルタ |
ダッカ |
-3時間 |
+6時間 |
|
カラチ |
-4時間 |
+5時間 |
タシケント |
ドバイ |
-5時間 |
+4時間 |
|
ジッダ |
-6時間 |
+3時間 |
メッカ、ナイロビ、イスタンブール |
カイロ |
-7時間 |
+2時間 |
アテネ |
パリ |
-8時間 |
+1時間 |
ローマ、アムステルダム |
ロンドン |
-9時間 |
±0時間 |
|
アゾレス諸島 |
-10時間 |
-1時間 |
|
リオデジャネイロ |
-12時間 |
-3時間 |
|
サントドミンゴ |
-13時間 |
-4時間 |
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ニューヨーク |
-14時間 |
-5時間 |
ワシントン、モントリオール |
シカゴ |
-15時間 |
-6時間 |
メキシコシティー |
デンバー |
-16時間 |
-7時間 |
エドモントン |
ロサンゼルス |
-17時間 |
-8時間 |
サンフランシスコ |
アンカレッジ |
-18時間 |
-9時間 |
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ホノルル |
-19時間 |
-10時間 |
|
ミッドウェー島 |
-20時間 |
-11時間 |
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協定世界時(UTC): Coordinated Universal Time = コーディネイテッド ユニバーサルタイム
UTCは国際協定により決められた世界共通の標準時です。全世界で時刻を記録する際に公式な時刻として使われています。天文学的に定められた世界時(UT)とのずれを補正するため、世界中にある原子時計を元に決められた「国際原子時(UTI)」にうるう秒を加えて調整をした時刻がUTCになります。
印の地域ではサマータイムが導入されています。(2018/10月現在)
世界各地には協定世界時(UTC)を基準にした時刻の差、時差があります。世界各地は主に1時間ごとの時差を持つ24のタイムゾーンに分けられており、地球1周で24時間(1日)になるように、国際的に運用しています。
国または地域によっては個別にサマータイム(夏時間)が設定されています。
サマータイムは時差+1時間で、夏の間に時刻を1時間進めて、昼間の時間を長くする制度です。
時差、およびサマータイムは、国または地域の都合により変更される場合があります。