SEIKO PROSPEXDiver Scuba
1970 メカニカルダイバーズ 復刻デザイン
1970 メカニカルダイバーズ 復刻デザイン
セイコーダイバーズウオッチは、1965年に国産初のダイバーズウオッチとして誕生して以来、
独自の画期的なテクノロジーを搭載したエポックメーキングな商品を次々と世に送り出してきました。
その歴史の中でも根強い人気を誇る、1970年に発売された150mダイバーズウオッチの復刻デザインがプロスペックスに登場。
往年の名機が、現代の最新技術と新たなデザイン解釈を纏って蘇ります。
1970年発売のオリジナルモデルは、1965年の国産初のダイバーズウオッチに続く150mダイバーズウオッチとして誕生。近未来的な流線型のフォルムとタフなスペックを両立していたこのモデルは、世界中のファンに長く愛され、なかでも冒険家・植村直己氏が1974年~76年にかけて行った北極圏12,000km犬ぞりの旅に携行され、過酷な環境における高い信頼性が実証されたことで知られています。
1941年、兵庫県豊岡市生まれ。60年明治大学へ入学後、山岳部へ入部し冒険家としての道を歩み始める。70年には、日本人として初めてエベレストに登頂、同年マッキンリーも制したことで、世界初の五大陸最高峰登頂者となった。その後、74年~76年にかけて北極圏12,000kmを犬ぞりで走破、78年には単独の犬ぞりで北極点に到達、グリーンランド3,000km縦断と世界の冒険家の第一線を駆け抜けたが、84年に挑戦した冬季のマッキンリー単独登頂で世界初の偉業を成し遂げた後、登頂成功を伝える無線交信を最後に消息を絶った。同年、歴代4人目となる国民栄誉賞を受賞するなど、厳しい自然の中でたったひとり、人間の可能性に挑戦し続けたその姿と人間味あふれる温かい人柄は、今もなお多くの人を惹きつけて止まない。
植村氏が実際に着用していた時計
オリジナルモデルがもつ流麗なフォルムのケースを、ザラツ研磨を駆使しつつ再現。独自の表面加工技術 ダイヤシールドによって、素材本来の美しさや繊細な表面仕上げを長く保てるよう配慮しています。
当時のオリジナルモデルでは150mの防水仕様でしたが、今回の復刻にあたり200mの空気潜水仕様へスペックアップ。加えて、ピラミッド状のパターンがユニークなストラップの素材は塩化ビニルから強化シリコンへ、ガラス素材も無機ガラスからサファイアガラスへとスペックアップすることで、現代の高級機にふさわしい美観と耐久性を実現しています。
*実際の製品では、製造上の理由により、裏ぶたの向きが異なる場合があります。
裏ぶたにはオリジナルモデルと同じ馬蹄型のマーキングが施されており、現代の名機でありながら70年代当時の雰囲気を纏う、復刻モデルならではの魅力を備えています。
1970 150m空気潜水仕様ダイバーズウオッチ |
2019 1970 メカニカルダイバーズ 復刻デザイン |
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6105B | 8L35 |
デュアルカーブハードレックス | デュアルカーブサファイアガラス (内面無反射コーティング) |
ステンレススチール | ステンレススチール(ダイヤシールド) ザラツ研磨 |
軟質塩化ビニル | 強化シリコン |
150m空気潜水用防水 | 200m空気潜水用防水 |