温かみのあるなめらかな質感とやわらかな光沢、時を経ても褪せない色合い。日本を代表する琺瑯職人とセイコーが技術と知見を結集させて創りあげた「セイコー プレザージュ琺瑯ダイヤルモデル」。腕にまとった瞬間から実感する本物の美しさと心地よさ、研ぎ澄まされた匠の技を身に着ける誇り。
世代を超えて愛し続けられるジャパンクオリティーを、今こそ選んでみませんか。
西洋では紀元前から作られ、日本には飛鳥時代に伝わったとされる琺瑯。耐久性・耐食性・色合いと光沢の永続性などに優れ、奈良時代の正倉院の十二稜鏡をはじめ、江戸時代には刀のつばや印籠など美術的な装飾に用いられました。明治以降になると鍋や食器など実用品に琺瑯が使われるようになり、強度などの品質を進歩させながら、浴槽、建材、医療器具など多くの分野で活用されています。
水と緑の豊かな自然が広がる茨城県は、農林水産物の一大生産地としてだけでなく、都心へのアクセスの良さから工業立地実績も全国トップを誇る日本経済の重要拠点。
この地で熟練の職人たちの手によって丹念に紡がれてきた琺瑯の技術が、プレザージュ琺瑯ダイヤルに余すことなく注がれています。日本の産業を支え、文化と歴史が香る土地でもある茨城の多様な魅力を巡ってみましょう。
「西のふぐ・東のあんこう」と並び称されるあんこうは、茨城の冬の味覚を代表する魚です。肝・胃・皮・ひれ・えら・卵巣・身は“あんこうの七つ道具”と呼ばれ、「あんこう鍋」はそれぞれの風味や食感を一度に味わえる贅沢な一品。コラーゲンたっぷりで低カロリーなため、女性にも人気です。
寒い冬に頬張りたいおやつといえば、やっぱり焼き芋。茨城県は全国2位のさつまいもの産地です。美しい皮色と濃厚な甘味、なめらかな食感が特長の「紅はるか」は、糖質の中でも麦芽糖をたっぷりと含んでいるので、しっかり甘くて後味はすっきり。あつあつの石焼き芋から立ち昇る湯気の向こうに、食べた人の幸せそうな表情が浮かびます。
琺瑯専門メーカーとして世界最高水準の品質を追求し続ける富士琺瑯工業株式会社「つくば工場」で、長年にわたり真摯に琺瑯と向き合い続けてきた横澤 満氏。わずか0.01mm単位の調整をしながら直径3cmほどの小さなダイヤルに極限まで美しく琺瑯を施すことのできる、日本でも稀有な職人の一人です。「初代ローレルから始まった琺瑯ダイヤルの技術は、プレザージュでさらに進化しています。より緻密で複雑なデザインに合わせて、琺瑯を塗布するスプレーガンを操る指先の加減も変わり、釉薬の調合も変えるなど、どんどん難易度が上がっていますから(笑)。琺瑯づくりは湿度や気温など天候にも大きく左右される作業なので、日々感覚と肉体をフル稼働しつつ、雑念を取り払って“無”の境地で集中する。納得できる品質を追求するために、今でも試行錯誤の毎日です」。
名匠と呼ばれるようになっても、常に初心を忘れず、精進し続けること。それは言葉でいうほど容易いことではないと、横澤氏のひたむきな姿が物語っています。「苦労して作ったものが製品となり、自分でも買い求めて仕上がりや付け心地を実感すると、ああ、これを世界中のたくさんの方が手にとって、人生の中で使われていくんだなと、改めて思い至るのです。すると、次もこれに負けないよう、ひとつひとつさらに良いものを作っていこう。この仕事の技術と誇りを、熱心に学ぼうと奮闘する後進にもしっかりと伝えていこう。そんな気持ちが湧いてくるんですね」。技術者としての枯れることのない情熱と探究心、そこから生み出される色褪せない価値と美しさが、プレザージュ琺瑯ダイヤルには宿っているのです。
琺瑯専門メーカーとして世界最高水準の品質を追求し続ける富士琺瑯工業株式会社「つくば工場」で、長年にわたり真摯に琺瑯と向き合い続けてきた横澤 満氏。わずか0.01mm単位の調整をしながら直径3cmほどの小さなダイヤルに極限まで美しく琺瑯を施すことのできる、日本でも稀有な職人の一人です。「初代ローレルから始まった琺瑯ダイヤルの技術は、プレザージュでさらに進化しています。より緻密で複雑なデザインに合わせて、琺瑯を塗布するスプレーガンを操る指先の加減も変わり、釉薬の調合も変えるなど、どんどん難易度が上がっていますから(笑)。琺瑯づくりは湿度や気温など天候にも大きく左右される作業なので、日々感覚と肉体をフル稼働しつつ、雑念を取り払って“無”の境地で集中する。納得できる品質を追求するために、今でも試行錯誤の毎日です」。
名匠と呼ばれるようになっても、常に初心を忘れず、精進し続けること。それは言葉でいうほど容易いことではないと、横澤氏のひたむきな姿が物語っています。「苦労して作ったものが製品となり、自分でも買い求めて仕上がりや付け心地を実感すると、ああ、これを世界中のたくさんの方が手にとって、人生の中で使われていくんだなと、改めて思い至るのです。すると、次もこれに負けないよう、ひとつひとつさらに良いものを作っていこう。この仕事の技術と誇りを、熱心に学ぼうと奮闘する後進にもしっかりと伝えていこう。そんな気持ちが湧いてくるんですね」。技術者としての枯れることのない情熱と探究心、そこから生み出される色褪せない価値と美しさが、プレザージュ琺瑯ダイヤルには宿っているのです。
セイコーが1913年に完成させた国産初の腕時計「ローレル」。その誕生から110年、腕時計の基本的な形は変わらない中で、その技術は常に進化を遂げています。セイコーの時計づくりの原点である「ローレル」へのオマージュとしてデザインされた、全世界2,500本の限定モデルが登場。地球環境の変化や多様性の受容など世の中が大きな転換期を迎えている今、これからの時代を見据えたセイコーの“持続可能なものづくり”を具現化した、特別な一本です。100年先も愛し続けられるサスティナブルなクオリティーを、今こそ選んでみませんか。
今回の茨城への旅はいかがでしたか? 過去と現在、そして未来を見つめる土地と人の物語が、「セイコー プレザージュ琺瑯ダイヤル」に秘められた歴史と情熱に思いを馳せるきっかけとなれたなら、これほどうれしいことはありません。プレザージュに宿る美の起源を巡る旅、次もぜひご一緒できることを楽しみに。