歴史ある有田焼の磁器をダイヤルに採用したセイコー プレザージュ有田焼ダイヤルモデルは、セイコーが誇る機械式ムーブメントと、有田焼芸術のコラボレーションによって誕生しました。伝統と革新。美しさと機能性。時を経ても変わらないものと新たな進化の融合。艶やかな質感と繊細な立体感、洗練された佇まいに、日本の美意識と感性が込められています。
※こちらのモデルは国内でのお取り扱いはございません。ご了承のほどお願いいたします。
九州・佐賀県に位置する有田町。豊かな自然に恵まれたこの美しい里山は、17世紀初頭に日本で初めて磁器が作られてから現在に至るまで、国内のみならず世界的な名窯として、磁器づくりの故郷であり続けています。この地で産声を上げた「有田焼」は瞬く間にその名を轟かせ、ヨーロッパ初の磁器を生んだドイツのマイセンなど、世界に影響を与えました。400年余の時を超え、有田では今日も多くの職人たちが伝統を受け継ぎながら、新たな進化を続けています。
黒髪山から注がれる石清水は、「名水百選」「水源の森百選」にも選ばれた名水。その水源から汲み出された清冽な水は、地元の蒸溜所で佐賀県産の二条大麦を使用した絶品の本格麦焼酎となって多くのファンに愛されています。
有田の知る人ぞ知るブランド地鶏「ありたどり」。厳選された飼料と飼育方法によって、限られた飼育農家が生産している若鶏肉は、驚くほど柔らかくジューシー。鶏肉本来の旨味あふれる唐揚げは、観光客のみならず地元の人たちも朝早くから行列をつくるほどの絶品です。
有田の知る人ぞ知るブランド地鶏「ありたどり」。厳選された飼料と飼育方法によって、限られた飼育農家が生産している若鶏肉は、驚くほど柔らかくジューシー。鶏肉本来の旨味あふれる唐揚げは、観光客のみならず地元の人たちも朝早くから行列をつくるほどの絶品です。
緑豊かな自然の中で愛情たっぷり丹念に育てられた、最高級伊万里産佐賀牛「伊万里牛」は、きめ細やかな肉質と上品な甘みが特長で、多くの賞に輝く逸品。伊万里牛を使ったチーズたっぷりの香ばしい焼きカレーは、大人気のご当地メニュー。
ありたどりや地場産の野菜を使った「焼きもの」をはじめ、「酢のもの」「煮もの」「蒸しもの」「揚げもの」の5つの料理を、玉手箱をイメージした有田焼の器に盛り付けた「有田焼五膳」。目も舌も存分に楽しませてくれる、まさに食べる芸術作品と呼ぶにふさわしいご当地グルメです。
有田焼 陶工 橋口博之氏
プレザージュの有田焼ダイヤルモデルは、1830年創業の老舗窯元「しん窯」の陶工 橋口博之氏監修のもとに製作されています。両親が共に磁器メーカーに勤めていたこともあり、幼い頃から有田焼に囲まれて育ったという橋口氏は、自分が作る作品は常に“芸術性を持った作品″であると同時に“人が生活の中で使う商品”であることを強く意識し、美しさと機能性の理想的なバランスを探り続けてきました。先人たちから受け継いだ技術を大切に守りながら、自分というフィルターを通して“有田焼らしさ”を追求する中で辿り着いたのが、「伝統を守り後世へと伝えるためにこそ、革新に挑戦しなければならない」という哲学。
プレザージュとのコラボレーションに携わるにあたり、「ものづくりに対する姿勢において、セイコーの技術者の方々には大いに共感するところがあります」と語ります。「パッと見ではわかりにくいかもしれませんが、この有田焼ダイヤルは、同じ形状に異なる厚みを持たせることで陰影のある表情を持たせています。それを我々の伝統技術で表現するのはかなり難易度が高いのですが、それをどこまで薄くできるか、物理的に可能なギリギリまで追求しました」と製作秘話を明かしてくれました。橋口氏はまた、ひとつの作品を作る過程の“鋳込み”で発生する廃材を別の作品に利用するなど、サステナブルなものづくりにもこだわっています。伝統を守りながら、時代と共に進化を遂げていくこと。橋口氏の挑戦はこれからも続きます。
プレザージュの有田焼ダイヤルモデルは、1830年創業の老舗窯元「しん窯」の陶工 橋口博之氏監修のもとに製作されています。両親が共に磁器メーカーに勤めていたこともあり、幼い頃から有田焼に囲まれて育ったという橋口氏は、自分が作る作品は常に“芸術性を持った作品″であると同時に“人が生活の中で使う商品”であることを強く意識し、美しさと機能性の理想的なバランスを探り続けてきました。先人たちから受け継いだ技術を大切に守りながら、自分というフィルターを通して“有田焼らしさ”を追求する中で辿り着いたのが、「伝統を守り後世へと伝えるためにこそ、革新に挑戦しなければならない」という哲学。
プレザージュとのコラボレーションに携わるにあたり、「ものづくりに対する姿勢において、セイコーの技術者の方々には大いに共感するところがあります」と語ります。「パッと見ではわかりにくいかもしれませんが、この有田焼ダイヤルは、同じ形状に異なる厚みを持たせることで陰影のある表情を持たせています。それを我々の伝統技術で表現するのはかなり難易度が高いのですが、それをどこまで薄くできるか、物理的に可能なギリギリまで追求しました」と製作秘話を明かしてくれました。橋口氏はまた、ひとつの作品を作る過程の“鋳込み”で発生する廃材を別の作品に利用するなど、サステナブルなものづくりにもこだわっています。伝統を守りながら、時代と共に進化を遂げていくこと。橋口氏の挑戦はこれからも続きます。
プレザージュ有田焼ダイヤルに新モデルが登場。立体的なカーブを描く白磁ダイヤルは、薄さの限界まで究めた職人技により、わずか1mmほどの厚みの中に繊細な高低差を表現。有田焼ならではの艶めく光沢と柔らかな陰影、純白のダイヤルに凛とした青のインデックスと針のコントラストが、新たな気品と優美さを実現しています。