PRESAGE

SEIKO

Seiko Presage Prestige Line Arita Porcelain Dial 2020 Limited Edition

有田焼ダイヤルを携えた、
水面に映る月「水月」の
情景を表現した数量限定モデル

写真:SARW053

古来より、日本と月には深い縁があります。
暦として生活に根差していたことはもとより、満ち欠けするその儚くも美しい夜空に浮かぶ輝きは、多くの人の心を打ち、月を題材とした物語や詩が多く残されていることからも、日本人の文化や芸術に大きな影響を与えてきたことが窺い知れます。

中でも、日ごとに姿を変える月が有する儚さを映し出したような、水面に浮かぶ月「水月」の情景に人々は想像力を駆り立てられ、無数の物語や詩を紡ぎだしました。
その刹那的な美しさを、白磁の有田焼がもたらす艶のある純白ダイヤルと、月の光を受け水面がほのかに明るくなる様をイメージしたクロコダイルストラップによって表現しました。

有田焼

有田焼は日本初の磁器として1616年に生まれました。それ以来、有田焼の職人技は400年にわたり受け継がれ、その独自の芸術性は多くの人を魅了しています。
当モデルでは、そんな歴史ある有田焼の磁器を、薄さと強度を兼ね備える必要のある腕時計のダイヤルに採用しました。
その磁器の魅力とダイヤルとしての強度を両立させる、という難しい命題は、従来の4倍以上の強度を持つ、新たに開発された高強度の磁器素材を用いることで解決しています。

有田焼ダイヤルができるまで

印象的な色彩と立体的な形状を叶える有田焼ダイヤルは、
腕時計のダイヤルとしての耐久性と精密さを実現するために、
長い研究開発期間を要しました。
日本が世界に誇る伝統と技術が融合することで
完成したこのダイヤルは、
従来の4倍以上の強度をもつ高強度の磁器素材を用いています。
さらに超高精度の鋳型による鋳込み工程を経て、
1300℃の高温で焼成、その後、
施釉と複数の焼成を重ねるなど、難度の高い複雑な工程は、
創業190年の老舗「しん窯」に所属する
陶工 橋口博之はしぐち ひろゆき 氏監修のもと制作されます。

写真:有田焼 陶工  橋口 博之 氏

有田焼 陶工  橋口 博之 氏

1983年に「しん窯」入社後、丁寧で精緻な技と洗練された染付を習得し、九州山口陶磁展 通産大臣賞受賞をはじめとする数々の賞を受賞しました。1996 年に伊万里・有田焼下絵付伝統工芸士に認定されました。その後「しん窯」の「青花」を発展させたブランド「青花 匠」を立ち上げ、より洗練されたデザインと絵付けの技術が、高い評価を受けています。

Features

写真:「白磁」のダイヤル

「白磁」のダイヤル

伝統的な有田焼は淡く青みがかった白が特徴的ですが、本作では透明な釉薬を施すことで、磁器材料の純白さを活かした「白磁」のダイヤルを実現しました。
さらに、わずかに厚みのある磁器ならではのダイヤル上面の大きなカーブと、サブダイヤルの柔らかな起伏により、磁器特有の優美な表情を宿しています。

写真:意匠

意匠

ダイヤルに沿って配置されたグレーの目盛りが、美しいダイヤルの艶と相まって、独特の表情を見せてくれます。
また、三日月をモチーフとした意匠がパワーリザーブインジケーターと秒針に施されており、神秘的な月の様子を表現しています。

写真:薄青のストラップ

薄青のストラップ

月の光を受けて湖の水面がほのかに明るくなる様子を表すような、薄青のクロコダイルストラップが、月を想わせる白い有田焼ダイヤルと美しく調和します。

写真:裏ぶた

裏ぶた

数量限定の証として、裏ぶたにはLimited Editionの文字と0001/2000〜2000/2000のシリアルナンバーが記されています。

実際の製品では、製造上の理由により、裏ぶたの向きが異なる場合があります。

Lineup

Arita Porcelain Dial 2020 Limited Edition

写真:SARW053

SARW053

231,000(税込)
(税抜 210,000円)

  • 数量限定2000本
  • シリアルナンバー入り
  • 2020年6月発売予定
  • スペシャルボックス付属

【販売終了】

写真:ケース

【販売終了】

写真:ケース
  • 数量限定2000本
  • シリアルナンバー入り
  • スペシャルボックス付属
  • この商品は、6月下旬売予定です。