電波の受信に成功しても時刻・日付が合わないとき、ストップウオッチをリセットしてもずれているときは、基準位置がずれていることが考えられます。
基準位置がずれる理由は、以下の原因が考えられます。
強い衝撃を受けたとき:
落とす、強くぶつけるなどの衝撃によってずれることがあります。
磁気の影響を受けたとき:
磁気を発するものに近づけることでずれることがあります。
【針の基準位置がずれている】状態というのは、体重計に例えると「メーターのゼロ位置が合っていないために、正しい体重が表示できない」ということです。
針位置自動修正機能(時分秒針の基準位置合わせ)
時分秒針には、基準位置がずれたときに自動的に修正する「針位置自動修正機能」があります。針位置自動修正機能がはたらくのは、時分針は12時間に1回(午前・午後12時)、小秒針は1分に1回です。
この機能は、衝撃や磁気による影響(外的要因)で針がずれてしまったときにはたらきます。
時計の精度や製造上の微細なずれを修正する機能ではありません。
時分針の基準位置は手動でも修正することができます。
日付・時分針の基準位置を合わせる
日付・ストップウオッチ針の基準位置合わせ
日付、およびストップウオッチ針の基準位置は自動では修正されないため、手動で合わせる必要があります。